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先行販売していた3種のワインをようやく一般販売できるようになりました。 vin-shu no shinshu 2022はテーブルワインを目指して造ったワインでエチケットのデザインもそれに合わせて友人の若菜ちゃんに依頼しました。時間のない中、判子を彫ってイメージの斜め上の作品を仕上げてくれて、今までになかったワインの雰囲気になりました。加西で出会ってからずっとその人柄と作品のファンで、いつか一緒にできたらと思っていたので今回ご一緒できて嬉しかった。 そして、vin-shu plus terraシリーズはアンフォラで発酵、熟成させた特別なキュベでこちらは高木美香さんにラベルの作品を依頼させて頂きました。高木正勝さんのアートワークがずっと好きで、土のシリーズの作品をお見かけした時にアンフォラのワインのイメージが湧いてきて、実際に畑の土で作品を製作していただける事になり感無量。。本当に素晴らしいアートワークをありがとうございます。 栽培やワイン醸造は自然の力や微生物の力が大きく働きますが、瓶詰め後の名もなきワインに名前をつけ、デザインで命を吹き込む行為、一緒にひとつのものを生み出そうとする意識のすり合わせやコミュニケーションはとても人間的であり クリエィティブな行為です。ワイン造りにおいてこれからもこの部分も大切にしていきたいな。 自社ぶどうのvin-shuシリーズは14年から毎年おいどんの作品を使わせてもらっていたのだけど、畑を一からやり直すためにしばらくリリースはお休みになってしまいそう。今までずっと続けてきただけに、めちゃくちゃ悔しいけどいつか復活するその時を楽しみに畑仕事に勤しみます。ひとまず新しいワイン達、ぜひみなさんのお手元でワインが生まれる物語とラベルのイメージと共に愛でて頂けたら嬉しいです。